のぼりを手作りするのは初めてという方はどのようにすればスムーズに作れるか、そして思い通りののぼりを作れるか、中々わからないものです。
下書きを複数作ってコツをつかむのが第一のコツです。
のぼりを作るポイントをお話しします。
■手作り用具の準備と下書きのすすめ方。
下書きした原紙(同寸の模造紙)、カーボン紙、アクリル絵の具、テープ、無地ののぼり生地などを用意しておきましょう。
初めて手作りする方はすぐにのぼりに手を付けるのではなく、最初は同じ大きさの紙の上で実際に着色したりしてみると良いでしょう。
のぼり生地に直接書き始めると失敗します。
模造紙を同じ大きさにカットし、下書き用として作っていきます。
日程をとって何種類か作るのがベストです。
■のぼり専門店の祭り用のぼりを参考に。
のぼり用の生地は、のぼり専門店に行けば売っています。
お祭り用のサンプルもたくさんあるので参考になります。
生地を購入してきて実際に生地上にデザインをスタートするときは、生地の下に、下書き用に作った模造紙の作品をあてます。
下図の紙とのぼりの生地は、ズレないようにしっかりピン留めし、ピンと張った状態で固定してください。
■生地下に敷いた下書きが透けて見える状態であれば、それをふたたび鉛筆などでトレースして、修正しながら全体の図案を仕上げます。
のぼり生地にも必ず鉛筆で下書きし、それからアクリル絵の具などで着色していってください。
手作りはやってみると意外にむずかしく、理想とはほど遠い仕上がりになります。
作り慣れが必要です。
模造紙の下書きで何回もトレーニングしましょう。