弁当屋さんがアソコにある、おいしそうと思わせるのが、のぼりの役目です。
限られた店頭空間で、のぼりは客足誘導ツールの最有力候補。
要点をお話ししておきます。
■手描き文字、フリーハンドのイラストで。
弁当屋さんの場合、店先を目立たせて客の目線や足を店頭に引き込むことが、のぼりの使命になります。
とくに弁当屋さんは競争が激しく、どうやって客足を店に向かわせるが生命線。
狭いスペースでも立てられるのぼりは重要視すべきです。
手作り感を出したいのであれば、 “手描きのような書体”がのぼり専門店にあります。
フリーハンドのイラストを描いてのぼりに添えれば、それで十分に演出できます。
■暖色系の原色で生地色を決めてしまう。
のぼりを目立たせたいなら、生地の色に注意することです。
赤や黄色の原色系をのぼりの生地色に使って、とにかく客の目に訴えることです。
食べ物では暖色系の色を使うのがセオリー。
夏ののぼりでも寒色系を使うと客足が伸びなくなります。
食欲をそそらない色だからです。
暖色で原色系を地色に使ったら、メインになるキャッチの文字は白抜きでも目立ちます。
暖色系について詳しく知りたい方はこちらを参考にどうぞ:色の基本を学ぶ(用語集) – NAVER まとめ
■手作り感は、店主のメッセージをキャッチの周辺に散らすことでも演出可能です。
単純明快、ワンフレーズに思いを込めましょう。
たとえば「絶対美味しい!」、「お母さんの気持ち!」、「元気もりもり!」、「栄養たっぷり愛情いっぱい!」など、同じのぼりでも、奇をてらわない庶民的な言葉をのぼりの余白スペースに散らしていくことで手作り感は出ます。
入れすぎないように注意しましょう。